中岳御池 2008/02/23

くじゅう 中岳御池    2008年2月23日(土)    曇り後から晴れ、風強し

〔歩いたコース〕 牧ノ戸峠~久住分れ~中岳御池~池の小屋~牧ノ戸峠
 


暖冬といわれても、やっぱり冬が来れば、くじゅう中岳御池(みいけ)の氷の様子が気になります。
友人とともに牧ノ戸峠より入山して、中岳御池の氷の様子を見に行ってきました。
沓掛山下の温度計は氷点下2度、しかし、次第に風が吹き出して寒くなりそうです。
防寒対策を整え、汗が出ないよう、ぼちぼちと滑らないように気を付けて歩き出しました。

今日はピークを踏まず、てくてく歩きのくじゅうスノーハイクです。

  

扇ケ鼻分岐点から星生山南西尾根の様子、風がますます強くなってきた。
ガスがかかり、視界が広がらない。星生山稜線には雪がよく付着しているようです。
星生山稜線は風の通る道、突風が吹き降ろして来て、飛ばされそうです。寒い!体感温度は氷点下何度だろうか。



星生山の道標には、えびの尻尾が増殖中、山頂へ向かうトレースは新雪で消えたのか確認できません。
チャレンジして登る・・・?風が強い!今日のところは止めて、御池を目指しますね。
 

  

西千里ガ浜から久住山の遠望

強風で上空の雲も流れ出し、久住山が見えてきました。
西千里ガ浜は、まるでミルクを流したような柔らかい雪原が広がっていました。ごろんと、寝転んでみたくなりますね。



星生崎下降の途中、ガスが切れて、聳え立つ久住山が見事に見えてきました。

  

星生崎より久住分れ避難小屋を俯瞰、青空に映える天狗ヶ城が遠望できます。
避難小屋横のバイオレットは冬季閉鎖中のようです。



御池は完全氷結していました。歩いて対岸まで渡れ、中岳も綺麗に見ることができました。



御池の氷の上を歩いても割れないか心配でしたが、わたしが乗っても心配御無用でした。



御池を渡り、池の小屋へ向かいます。



風雪に耐える静かな池の小屋、現在、崩壊の恐れがあるため使用が禁止されています。
九重連山縦走の要所の小屋、再建されると安心しますけどね・・・。



池の小屋の横で、ゆっくりお茶を飲みながら、寒さも忘れ雪のくじゅう御池を楽しんできました。



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