佐渡窪 2008/03/20

佐渡窪    2008年3月20日(土)    小雨のち晴れ

〔歩いたコース〕 沢水~くたみ分れ~鍋割峠~佐渡窪~鉾立峠~法華院~坊ガツル~佐渡窪~沢水 

  
早春のくじゅう佐渡窪のマンサクの花見を兼ねて、山頂を踏まない山歩きを楽しんできました。
沢水展望台よりくたみ分れまで続くアップダウンのコンクリートの遊歩道で体慣らしの歩きです。

   
鍋割峠の苔むした岩にも春の息吹、岩肌には新しい木の芽が芽生えていました。
根元に、枯葉がまとわり付き対照的な色合いの光景です、思わず佇みました。
鍋割峠の石像、観音様、下を向いて歩いていると気づきませんね。

  
雨に濡れた鍋割峠で小休止をして、佐渡窪へ向かいます。天気がよければ佐渡窪の山の斜面に咲いているマンサクの開花の様子が
分かるのですが、生憎の雨で何も見えません。午後からの天候の回復を期待して、佐渡窪の木道を滑らないように歩きました。 

  
佐渡窪の雨に濡れたマンサクの花です。マンサクの木の周りは綺麗に草が刈り払われていました。


鉾立峠からの白口岳の様子です。雨も上がり稜線には霧氷の花が咲き、山頂付近には雪がまだ付いていました。


白口谷登山口まで降り立つと青空が見え、中岳の稜線が現われました。


2週間前の3月はじめにラッセルして登った三俣山、雪がまだ残っていますね。


春分の日の休日、登山客の姿はなく静かな法華院温泉山荘と三俣山です。
温泉はこの次、是非、ゆっくり浸かりたいですね。


坊ガツルから白口岳の遠望、いつもの年であれば野焼きが始まる頃なのですが、
今年は雪や雨のため濡れた湿原の枯れ草が乾燥していないので、野焼きは延期されていました。

  
坊ガツルの木道から大船山の遠望、野焼きの輪地切り(野焼きの延焼防止)も済み、
野焼きの本番待ちです。風が吹き降ろしてくるとやっぱり寒いですね。


坊ガツルの水場炊事棟から白口岳とマンサク、やがて満開です。
避難小屋で大休止、いつもの肉うどんで暖まりました。


帰路の佐渡窪、午後からは晴れて気持ちよい青空でした♪
湿原を渡りマンサクを傍で見上げて花見と思いましたが、やっぱり木道から楽しむことにしました。
今日は山頂は踏まない山歩きでしたが、静かな佐渡窪、坊ガツルで早春のくじゅうを堪能することができました。


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